<ダイジェスト>国際紛争調停官の「戦わない交渉術」

本編公開
2022年3月29日

 島田 久仁彦(しまだ くにひこ)

  • 国際交渉人・紛争調停官、地政学リスクアドバイザー
  • 危機管理コンサルタント
  • Executive Negotiation Coach Äb0
  • 株式会社KS International Strategies代表取締役社長CEO

元国際連合紛争調停官で、コソボ、イラク、アフガニスタン、東チモール、スリランカなどの紛争調停に携わり、『最後の調停官』と呼ばれた。

現在も数々の紛争調停の任に当たる傍ら、国連や各国政府に対し、気候変動交渉やエネルギー、貿易、外交・安全保障体制、公衆衛生に関する交渉に関するアドバイスも行う。

2005年から2016年までは日本政府の交渉官として気候変動交渉に従事する傍ら、交渉において数々の議題の議長も兼任した。2010年には生物多様性条約第10回会合(COP10-名古屋)において議長補佐官を務め、名古屋議定書などの合意を導いた。

国内外の顧客に対し交渉のアドバイスや交渉代理人としてM&Aなども手掛け、東南アジア諸国およびラテンアメリカ・カリブ海諸国の企業の経営アドバイスや事業承継に係るコンサルティングも実施している。

また、危機発生時に取るべき対応(コミュニケーション戦略を含む)についてのコンサルティングには定評があり、これまでに国内外含め200件を超す案件をリードした。

他には、エンジニアやICT専門家たちと協力し、ブロックチェーンやIoT、AIなどのビジネスへの活用(環境、エネルギー、医療、人材など)についてもアドバイスを行っている。

ハーバード大学交渉プログラム(Program on Negotiation)をはじめ、政府・企業・次世代リーダーに対しExecutive Negotiation Coachとして、交渉・コミュニケーション術・リーダーシップのトレーニングを世界各地で実施。日本では現在、上智大学大学院プロフェッショナルスタディーズにおいて交渉・コミュニケーション術の集中講義を担当。

米国連邦捜査局(FBI)のCrisis Negotiation Unit (CNU)の交渉アドバイザーも務めており、主に国際テロリズムや誘拐事件、ハイジャック犯を相手とした独自の交渉術について高い評価を受けている。

政治・ビジネスの別なく、国際的なリーダーのトレーニングを行うと同時に、人材の育成のため、日本および海外の教育機関での講演も多数行ない、日本では文部科学省主催のSGHのアドバイザーやトビタテ!留学JAPANのアドバイザーも務めている。

国内外メディアにも多数出演し、国際紛争からエネルギー・環境問題、国際経済の動向やビジネス、そして地政学リスクまで幅広く国際問題について解説する傍ら、歴史上のリーダー達の頭の中に入り込んで、それぞれの決定的な瞬間にどのような判断を下したのか、交渉のプロフェッショナルの視点から解説も行っている。

著書

  • 『交渉プロフェッショナル:国際紛争の修羅場から』(NHK出版)
  • 『最強交渉人のNOをかならずYESに変える技術』(かんき出版)

まぐまぐで『最後の調停官 島田久仁彦の“究極の交渉・コミュニケーション術”』というメルマガをスタートし、現場での経験をもとに解説される“交渉・コミュニケーション術”はもちろん、ニュースで伝えられるいろいろな国際情勢の実情をギリギリの線まで解説している(https://www.mag2.com/m/0001682898.html)。

2012年、世界経済フォーラムよりYoung Global Leaderに選出された。

2021年4月より、Hiroshima Organization for Global Peace (HOPe)のプリンシパル・ディレクターに就任し、核兵器廃絶と持続可能な社会づくりに向けたイニシアティブをリードしている。

現在のポジション: 

  • へいわ創造機構ひろしま(HOPe)プリンシパル・ディレクター(20214月~) 
  • 一般社団法人Beyond SDGs Japan理事(20201月~) 
  • Power LedgerJapan Advisor20214月~) 
  • Environmental Defense Fund (EDF) コンサルタント (20219月~)